髪の毛がパサつく!? パサつきや、ダメージの原因をヘアケア美容師が徹底解析!!
2018/06/21
毎週月曜日
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西日暮里にある美容室Riviera(リヴィエラ)>ヘアケア>髪の毛がパサつく!? パサつきや、ダメージの原因をヘアケア美容師が徹底解析!!
2018/06/21
日頃気を付けてるのに、髪の毛がパサつくなと感じた事はありませんか??
シャンプー変えてみたり…
トリートメントもたまにしてるのに…
気を使っていてもダメージやパサつきが起きる原因はなんでしょう?
原因は様々ですが、その中の主なものを解析していきます!
聞いたことがある方も多いと思いますが、美髪を語る上で欠かせないのがキューティクル!
キューティクルの役目は、水分を保持し髪を保護するということです。
しかし、熱に弱く傷んだキューティクルは修復されません。
髪の85%~90%はコルテックスです。
水分やたんぱく質、メラニンによって構成され水分量によって柔軟性や太さなどに影響されます。
メラニンによって髪色が決まります。
髪の中心にあるのが、メデュラです。
たんぱく質で構成され、外的から刺激を受けると空洞が出来やすく髪が色褪せて見えてしまいます。
◎髪は肌と同じでケラチンというたんぱく質からできています。
18種類のアミノ酸が結合して形成された不溶性で繊維状の成分です。
爪や皮膚の角質層などケラチンで構成されています。
肌と一緒って事は身体の一部ということです。
ここから先はパサつき、ダメージの原因を…。
カラー剤やパーマ駅は、髪の内部にあるケラチン繊維を破壊し再び結びつけます。
この浸透を繰り返すと…
外部を保護していたキューティクルに徐々にダメージが蓄積され、最終的には完全にはがれて保護を失ってしまいます。
キューティクルは髪の水分や潤いをキープしてくれるので、美髪に重要!!
先に述べたように、一度壊れると修復されないのです…。
最近寝る前考え事しちゃって、寝不足…。
夏バテで食欲ないなー…。
トラブル続きで、ストレス貯まる!!
そういったことで肌トラブル起きた事はありませんか?
食事や睡眠、仕事や人間関係のストレスなど…
生活習慣の乱れは肌だけじゃなく、髪の毛にも悪影響を及ぼします。
人間関係など難しい問題ですが、食事や睡眠などしっかり取って元気な身体でいるのが美髪の秘訣です。
食事は↓
☆たんぱく質 → 卵、豚肉、大豆、牛乳など…
☆亜鉛 → 牡蠣、アーモンドなど…
☆ビタミン類 → 緑黄色野菜…
などが栄養バランスを考えて摂取するといいでしょう!
髪は紫外線をうけると主成分であるケラチンたんぱく質にダメージを負います。
ケラチンたんぱく質は複数のアミノ酸が結合してできてます。
イオンを含むシスチン結合という丈夫なアミノ酸を多く含むことが髪の強さやしなやかさにつながっています。
簡単にいうとシスチンというアミノ酸です。
紫外線を浴びることで発生する活性酵素はこのシスチン結合を分解してしまいます!
髪を保護するキューティクルも紫外線を浴びるとはがれやすくなるため、髪内部の水分が失われ
枝毛、切れ毛、パサつき…
を起こしやすくします。
ちなみにケラチンたんぱく質は髪の約80%を占めています。
80%がダメージ…
そう考えると恐ろしいですよね…
紫外線は夏だけではなく年中降り注いでいます。
特に多い時期は5~8月。
1年の3分の1は紫外線が多いって事になりますね!!
この時期はいつも以上に念入りな紫外線対策をしましょう!!
また、濡れた状態はよりシステイン酸を生成されやすいので、海水浴やプールに行く際はしっかりとUV対策をして楽しみましょうー!!
自然乾燥→濡れたまま髪の毛を放置しておく
ってことになります。
濡れたまま髪の毛を放置しておくと
・髪が傷つく
・雑菌が繁殖する
のマイナスポイントが!!
髪が濡れているとキューティクルが開いた状態になります。
キューティクルが開いた状態はとても傷つきやすく、デリケート。
更にキューティクルが開いた状態は髪の栄養や水分が外に流出しやすくなっています。
雑菌は湿気が多く、風通しの悪い場所を好みます。
濡れたままの髪や頭皮は
『湿気が多く、風通しの悪い場所』
なので、雑菌が繁殖しやすいのです。
雑菌は主に頭皮に対しての悪影響が大きく、頭皮の悪臭やかゆみ、炎症などを引き起こす原因になります。
頭皮の状態が悪いと間接的に髪の状態も悪化させ、痛みの原因になります。
なので濡れたままにしておくことは髪にとって良いこととはいえず、むしろ危険な状態ともいえます!!
ちなみに、髪が濡れたまま寝るという行為が日常生活の中で最も髪が痛みます。
濡れてデリケートな状態で髪の毛を枕に擦り付けることになるので、キューティクルが剥がれ、水分を保てなくなりパサついた髪になってしまいます…
キューティクルが剥がれてしまうようなダメージは、我々美容師も手の施しようありません…
傷んだ部分は切るしかなくなってしまいます。
ダメージの原因は様々…
では、日々なにを意識していけばいいのでしょうか!?
濡れた状態の髪はすごくデリケートでダメージしやすくなっています。雑にシャンプーをしてしまうと傷んでパサつきなどの原因になってしまいます。
できるだけ髪と髪をこすり合わせず、優しくマッサージするようなイメージでシャンプーをするのがベストです。
また洗い残しやすすぎ残しも髪の状態を悪くする原因になりますので、時間をかけてしっかりとすすぐようにしてください
濡れた髪をタオルでゴシゴシふくのもNGです。
シャンプーの時と同じで濡れた髪をこすり合わせるのは髪のパサつきの原因になります。
まず、頭皮の水分をしっかりとふき、髪の中間から毛先はタオルで挟んで優しく吸いとるように水分をとりましょう。
水分をしっかりと取ることで、ドライヤーの時間を短縮し、髪の負担を減らすことができます。
洗い流さないトリートメントを使用すると髪のパサつきをかなり抑えられます!
アルガンオイルやバオバブオイルなどの油脂やエルカラクトンなどのエステル系が配合されたものなど…
油脂は皮脂に近くしっとり感を与えてくれます!
また、エステル系は湿気から髪を保護にハリやコシも与えてくれます!
オイルは一番しっとりします!
普通、剛毛に適しています。
クリームはややしっとり。
クリームも普通、剛毛向けです!
乳液、ジェルはサラサラと軽い質感に!
軟毛、普通に向いています!
ミストは乾燥対策には不向きですが軟毛、普通に向いているので髪のお悩みが少ない方やしっとりし過ぎたくない方は試してみるのもありです!
洗い流さないトリートメントはタイプによって特徴が違うのですが、乾燥対策にはクリームやオイル!つけすぎるとべたっとしてしまうのだけ注意しましょう!
洗い流さないトリートメントはドライヤーの熱から髪を守ったり、熱を利用して髪に栄養を浸透させることもできます。
お風呂で使うトリートメントよりもパサつきを防ぐ力は強いくドライヤーの熱から守ってくれるのでデイリーで使うのがおすすめ!
シャンプー後の髪の絡まり無理やりブラッシングしてませんか?
ドライヤーの前にブラシでとかす人も多いですが、ブラッシングも雑にするとパサつきの原因です。
無理やりブラッシングせず、毛先から少しずつとかしていきましょう。濡れた状態のブラッシングはできるだけ目の粗いものを選び髪に負担をかけないようにするのがベスト!
面倒くさいから、自然乾燥で!
乾かしてる間ドライヤー重いし…
逆にドライヤーってダメージするって聞いたけど?
などなど。
パサつきの原因の所に記した通り、濡れたままの状態は危険!
シャンプー後は1番デリケート。
なので、必ずドライヤーで乾かしましょう!!
まず、根元から乾かして
その後、根元が乾いたら上から風を当て毛先を乾かします
そして、8割くらい乾いたら仕上げに冷風をあてる
乾かしすぎや、ドライヤーが近すぎたりすると髪が焼けてしまい、パサついてしまうのでドライヤーはまんべんなく動かしながらやるのがベスト!
ドライヤーは髪から離して(15センチくらい)行うといいです。
近すぎると髪が焼けてしまうのもありますが、頭皮の水分もなくなって、頭皮の老化にの原因に!
仕上げに冷風を当てるのはキューティクルを閉じて、ツヤと潤いがある仕上がりにする為です!
頭皮ケアも髪の毛に影響が…
昔はツヤツヤだったのに…
カラーもパーマもしてないのに、なんか最近パサついてるのはなんで?
それは頭皮の老化が原因かもしれません!
お肌も老化すると乾燥し、シワやシミができてしまいますよね?
頭皮も肌の一部!
乾燥した頭皮からは乾燥した毛が生えてくるようになるのです。
ご自宅での頭皮マッサージや、頭皮用美容液などで頭皮のケアも行っていきましょう!
頭皮をマッサージすることで血行を良くし、コリがほぐれリラックス効果もあります!
就寝前にマッサージすると睡眠の質もよくなるので健康のためにも!
美容院に来店する際はトリートメントだけでなく、ヘッドスパなども効果的で気持ちもいいのでおすすめです!
パサつきの原因の所に記してありますが、紫外線はダメージ原因としてとても恐いものです。
枝毛、切れ毛、パサつき…
栄養や水分の流出でハリコシの影響にもなるのでしっかりと対策を!
☆UVスプレー
髪だけでなく頭皮や肌にも使えるのでおすすめ!
15センチ程、離して全体にスプレーするだけでいいのでお手軽♪
・効果が長時間持続しにく
・汗や皮脂で日焼け止めが落ちやすい
といったデメリットもあるので注意!!
一日中外出するようなときは、バックに忍ばせて2~3時間おきに付け直すといいですよ!
☆アウトバストリートメント
髪の毛をコーティングしてくれるので紫外線対策にもなります!
紫外線対策としてだけでなく、乾燥や空気中のホコリ、髪の毛同士の摩擦など…
重複しますが、ドライヤーの熱からも守ってくれます!
☆帽子や日傘
定番ですよね!
UVカットのもので、黒など色が濃い方が紫外線を防いでくれるので選ぶ際に参考にしてみてくださいね!
お出掛けの際に紫外線を浴びすぎてしまった時は…
ダメージを負っておるので、低刺激のシャンプーで洗ってあげて、ヘアパックで栄養を補給してあげるようにしましょう!!
いかがでしたか?
ダメージの原因は、日々の生活のなかにあるのがわかりますね!
そしてダメージやパサつきから守るのも、日々のヘアケアが重要になってきます!!
最初は少しめんどくさいと感じられるかもしれません…
しかし!
「髪の毛すごいキレイ!!」
それだけでめんどくさかったことなんて忘れてしまいますよ!
美髪!艶髪!褒められ髪!
は1日にしてならず!!
自分自身触りたくなる髪を目指しましょうー☆☆
澤入政也
カウンセリングを大事にしております!お客様が満足して頂けるスタイルを目指してご相談頂ければと思います。
得意なスタイルの暗髪や、つやカラーもシーズンに合わせた色味をおすすめさせて頂いておりますので年間でカラーリングを楽しんで頂きたいです☆
またお話させて頂くのも好きなので、御来店の際にお話させて頂くのも楽しみにしております♪
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